2024年1月6日土曜日

出初式

 本年は年始早々大変な災害が起こってしまいました。この度の能登半島を中心に起こりました大震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、そのご家族や被災された方々に、心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。いつ自分が暮らしている環境で、災害が起こるかわかりません。日常の仕事、生活を与えられた場所でしっかりと行うことと感じました。

今日は雲一つない快晴の朝を迎え、奥多摩町消防団出初式が氷川小学校の校庭で挙行されました。式典に先立ち、今回の震災で犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表し、黙祷を捧げました。
式典では消防資機材の配属、分団表彰、個人表彰等式典が進む中、消防少年団と各分団による一斉放水が行われると観覧されていた町民皆様から歓声が起きました。舞い上がる放水に、今年一年の安全をお願いいたしました。
以下出初式にあたり、町長告辞を記載いたします。

 

告 辞
あけましておめでとうございます。
令和6年の新春を飾る、恒例の奥多摩町消防団出初式にあたり、一言、ご挨拶申し上げます。
本日は、衆議員議員 井上 信治 様をはじめ、ご来賓の皆様には、年頭のお忙しい中ご臨席を賜わり、消防団出初式が挙行できますことを、まずもって御礼申し上げます。
また、団員皆様には、常日頃から、町の防火、防災に対し、献身的なご尽力を賜わり、深く感謝申し上げます。歳末特別警戒も寒い中、大変ご苦労様でした。
さて、近年は、国内において地震や台風、大雨、大雪などを原因とする自然災害の被害が増加しています。
昨年に発生した主な自然災害を見てみますと、5月の1か月間のうちに全国各地で震度5弱以上の地震が6回も発生しました。また、台風は例年よりも発生数は少なかったものの、勢力の強い台風が多く発生し、台風13号は、関東で局地的な大雨や強風が続き避難指示が発令された地域もありました。
また今年は、新年明けて早々に夕方、石川県能登地方に最大震度7という大地震があり、津波も発生する事態が起きました。
現在も被災地では余震が断続的に発生しており、多くの方が不安な時を過ごされていることと思います。
犠牲となられた方々にお悔やみを申し上げるとともに、被災されたすべての方々に、心からお見舞い申し上げます。また、被災地域の皆様の安全の確保を心からお祈りいたします。
幸いにも、昨年は、奥多摩町においては、台風災害等大きな自然災害の被害はありませんでしたが、様々な事態を想定した、地域防災計画の見直しを進め、災害に備えることが急務であると強く感じたところでございます。
また、当町は、過疎化と高齢化が続いており、団員皆様には大変なご苦労をおかけしておりますが、町としましても、地域防災計画に基づき、消防力を図るため防災意識の高揚を図り、消防資機材の近代化と拡充を計画的に推進するほか、最大限の努力をしているところであります。さらには、子育て支援・定住化対策により、消防団員の確保を図り、災害に強いまちづくりを、引き続き推進してまいります。
奥多摩町消防団は、長い伝統を持って組織を築き上げ、団員の皆様には、生業を持つかたわら、崇高な消防精神と強い責任感をもって、住民生活の安全確保に、日夜、献身的な活動を続けていただいております。団員皆様を日頃から陰で支えていただいておりますご家族のご理解、ご協力にも厚く御礼申し上げます。
結びに、井上団長をはじめ団員皆様には、本年も防火、防災の重要性を深く認識され、住民が安全で、安心して暮らせる町づくりに、なお一層ご精進くださるよう切望いたしまして、告辞といたします。

令和六年一月七日
奥多摩町長 師 岡 伸 公

 

一斉放水
出初式の様子